心理カウンセリング「ほっ」とＴｉｍｅ

私たちは日々何かを思い生活をしています。

本心から行った行為は清々しく、それがうまくいくにせよ、うまくいかないにせよ、それほど後に引きずることは少ないでしょう。

しかし、本心でないことを行い続けていくと、負のエネルギーが体や心に蓄積されていきます。

例えば本当はしたくないことなのに嫌とも言えず我慢し続けている場合や、本当はしたいことがあるのにしないでいる場合等です。

それが感情となって表れる時は、イライラや落ち込み、悲しみや、無気力の状態、また何故か朝起きると涙が止まらない状態となって現れてきます。

体に出る場合は、何らかの体調不良（頭痛・吐き気・咳・発熱）を始め、癌など様々な重い病気にかかってしまうことさえあります。

逆に最近、怒りの感情や、虚しさなどを多く感じる場合は、あなたの本心が「もっと大切にしてくれよー」と叫んでいるのかもしれません。また体調不良の場合も同様です。

人間は何かを創造していく時、まずは思いのエネルギーを使います。思い描いたことを実行に移し、それを現実にしていく力があります。だからこそ文明がこれだけ発展したとも言えます。

しかし負の思いも、同じように存在を破壊していく力を持っています。だからこそ、現代社会には多くの精神的・肉体的な病が蔓延し、それが原因で死に至る人が増えている現状があるのです。

ですので普段自分が何を思うかが大切になってきます。もし心の中が負の思いでいっぱいになっているのであれば、その負の思いが何から生まれたのか整理し、自分の本心が何なのか思い出す必要があります。

そして問いかけます。
「それはどうしてもしなければならないことなの？・・・自分の命を削ってまでして・・・」
「それは本当に誰の協力も得られないことなの？」
「私は本当はどうしたいの？」と。

そして本心に気付いたら本心から行っていない行為を一つ一つ思い切って止め、本心からの行為に切り替えていきます。

自分の行為に清々しさや喜びを感じられるようになれば、それは本心から動けているサインです。

こうして本心から行動することが出来るようになれば、気持ちも軽くなり、負の思いに支配されることは無くなるでしょう。

今のあなたは、どのぐらい自分の本心を大切にしているでしょうか？