頑張ることが良いこと?
頑張ることが良いこと?
頑張ります!
という言葉があちこちで聞かれます。
誰かに会った別れ際に「頑張ります!」「頑張ろう!」等と言い、
誰かに褒められて「頑張ります!」と答え、
世話をしてくれた誰かに「頑張ります!」と言う。
まるで頑張るという言葉が挨拶代わりに使われているように感じることがあります。
日本人は頑張ることがそんなに好きなのでしょうか?
本当に心から頑張っていたいと思っているのでしょうか?
なぜ頑張るという言葉が、やたらと使われるようになったのだろうかと、
ふと考えてみた時に、思い当たるのは日本人の勤勉さのような気がします。
日本人にとって学ぶことや働くことはとても良いこととされ、逆にそれをしていない人は低評価される傾向があります。
こうした日本人の価値観の中では、周囲から最も認められやすい姿勢が「頑張っている」ということではないかと思います。
それ故、頑張っているという姿勢を人様に見せていれば、自分が人様から認められるという意識が心の中に存在していて、それを無意識の内に合言葉として使っている側面が見え隠れします。つまり頑張ろうの後に続く言葉は、『頑張れば人様(世間)から認められるからね・・・』なのです。ですので頑張るという言葉を使っている人たちの多くは、本当に頑張りたくて言っているのではなくて、人から認められたい思いがあって、この言葉を使っているのが現状ではないかと思います。
こうして頑張り続けた人の中には、勉強し過ぎて燃え尽きている人、仕事を頑張り過ぎて疲れ果てている人、スポーツをやり過ぎて体を壊している人達がいらっしゃいます。頑張ることだけに日本人の意識が偏っていくと、心や体のバランスを崩して不調を訴える人が増えていくのは、容易に想像することが出来ます。
自分の心や体を壊してまで、人様から認められようとする必要はあるのでしょうか?
一人一人の人間は、たとえ世間や他人様から認められなかったとしても、自然が認めた尊い一個の存在です。
人様から認められる為に自分を犠牲にし続けることよりも、自分という存在を尊重し認めることの方が大切です。
やり過ぎているなー、頑張ったなー、と感じる時は、どうぞ遠慮せずに息を抜いて、自分自身を労わることに意識を向け、自分というありがたい存在を大切にしてあげましょう。

という言葉があちこちで聞かれます。
誰かに会った別れ際に「頑張ります!」「頑張ろう!」等と言い、
誰かに褒められて「頑張ります!」と答え、
世話をしてくれた誰かに「頑張ります!」と言う。
まるで頑張るという言葉が挨拶代わりに使われているように感じることがあります。
日本人は頑張ることがそんなに好きなのでしょうか?
本当に心から頑張っていたいと思っているのでしょうか?
なぜ頑張るという言葉が、やたらと使われるようになったのだろうかと、
ふと考えてみた時に、思い当たるのは日本人の勤勉さのような気がします。
日本人にとって学ぶことや働くことはとても良いこととされ、逆にそれをしていない人は低評価される傾向があります。
こうした日本人の価値観の中では、周囲から最も認められやすい姿勢が「頑張っている」ということではないかと思います。
それ故、頑張っているという姿勢を人様に見せていれば、自分が人様から認められるという意識が心の中に存在していて、それを無意識の内に合言葉として使っている側面が見え隠れします。つまり頑張ろうの後に続く言葉は、『頑張れば人様(世間)から認められるからね・・・』なのです。ですので頑張るという言葉を使っている人たちの多くは、本当に頑張りたくて言っているのではなくて、人から認められたい思いがあって、この言葉を使っているのが現状ではないかと思います。
こうして頑張り続けた人の中には、勉強し過ぎて燃え尽きている人、仕事を頑張り過ぎて疲れ果てている人、スポーツをやり過ぎて体を壊している人達がいらっしゃいます。頑張ることだけに日本人の意識が偏っていくと、心や体のバランスを崩して不調を訴える人が増えていくのは、容易に想像することが出来ます。
自分の心や体を壊してまで、人様から認められようとする必要はあるのでしょうか?
一人一人の人間は、たとえ世間や他人様から認められなかったとしても、自然が認めた尊い一個の存在です。
人様から認められる為に自分を犠牲にし続けることよりも、自分という存在を尊重し認めることの方が大切です。
やり過ぎているなー、頑張ったなー、と感じる時は、どうぞ遠慮せずに息を抜いて、自分自身を労わることに意識を向け、自分というありがたい存在を大切にしてあげましょう。

Posted by 「ほっ」とTime at 22:22│Comments(0)
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