心理カウンセリング「ほっ」とＴｉｍｅ

私たちは自分の人生がなかなか良い方向に変わっていかない時、つい自分の努力が足りないからだとか、頑張りが足りないからだ等と考えてしまいがちです。また人からもお前が変わらないのは「頑張りが足りないからだ」と言われたりして、落ち込んだ経験があるかもしれません。

しかし頑張ったからと言って、必ずしも人生が変わるとは限りません。
頑張ったことによって、今まで以上に何らかの成績や成果を上げられるようになることはありますが、それを続けているうちにだんだん疲れてきて、また元の状態に戻ってしまうこともあります。そして頑張っては疲れ、頑張っては疲れを繰り返していると、どこまでこれを続けられるのだろうか・・・？等と、今度は不安を感じたりしてきます。

ではこのような状態から自分の人生を変えていくためには、どのようにすれば良いのでしょうか？
それはまず自分の心の中にある潜在意識のプログラミング（過去の記憶）を見ていくことから始まります。

潜在意識は、普段意識している顕在意識より圧倒的に優位な立場にある為、普段何気なく選択していることは、潜在意識の影響を多く受けています。それ故潜在意識の中にあるプログラミング（過去の記憶）がネガティブな人ほど、何気なくしている普段の選択が、知らず知らず自分の人生を不幸にしていきます。

これを頑張りや、努力で変えようとしても、プログラムが変わらなければ、たどり着く結果は残念ながら同じになります。結果として徒労の人生や、同じ繰り返しの人生に終わらないようにするために、まずはこの潜在意識下にあるプログラミング（過去の記憶）に対して恐れることなく向き合っていくのです。

しっかり向き合うことができれば、自分の人生を不幸にしてしているプログラミング（過去の記憶）がどういう経緯で、またどのような思い込みや解釈から生じたのかに気付いていきます。すると潜在意識そのものが顕在意識と共に見直しを始め、プログラミング（過去の記憶）を解除していきます。こうしてネガティブなプログラミング（過去の記憶）が解除されれば、自然にあなたの心は自由になり、その場に相応しい新たな選択が出来るようになります。その結果不幸を生み出すサイクルから外れ、あなたにとっての幸福を自由に選択していくことが可能になるのです。