心理カウンセリング「ほっ」とＴｉｍｅ

職場でいじめにあったり、人間関係がうまくいかなくなるという悩みはとても多く聞かれます。

このような体験をする理由は大きく分けると２つあります。

一つは幼少期に身に付けてしまった、人間関係の負のパターンの見直しです。
主に幼少期の両親や祖父母との関係において身に付けている場合が多いものです。

例えば、幼少期に母親から見て何か間違った行いをして、激しい口調で注意されたとします。幼少期の子供は何の悪気もなくしていた行為を否定されたと感じたため、自分は母親から見てダメな人間なのだと受け取ってしまったりすることがあります。

すると大人になって、上司などに注意をされた時、自分は否定されたと解釈してしまい、何回かそれが繰り返されるうちに辛くなって会社を辞めてしまいます。

そして更にこうしたことが、次に転職したところでも起こることがあります。このようなケースは幼少期の、親から注意をされたことに対する解釈の見直しが問われているケースです。

この時しっかりと自分を見つめ、解釈の見直しが出来れば、次からはこのようなことは起こらなくなります。

もう一つは、自分が本来その仕事や、会社に居たくないと思いながら仕事をしている場合です。他の社員たちは、それなりに一生懸命仕事をしていますが、自分が不本意にその仕事をしているので、周囲と波長が合わなくなってしまい、嫌がられてしまうのです。

こうした場合は自分の気持ちを見直して、もう一度その仕事に対する気持ちを入れ直して続けていくか、速やかにその仕事を辞めて、自分が本当にしたい仕事に移ることです。もしくは、別の仕事に転職するための準備をしながら、今の仕事にも身を入れて行うことです。

もし職場でいじめや人間関係の不和を経験しているようでしたら、あなたはどちらの傾向にあるでしょうか？
自分自身の心に問いかけてみましょう。

それでもよく解らなかったら、周囲の信頼できる人にあなたが今抱えている状況や気持ちを話してみましょう。
話をしているうちに何かが見えてくるかもしれません。



→こうした問題の解決には