心理カウンセリング「ほっ」とＴｉｍｅ

あなたは誰かを見ていてイライラすることや、
やたら責めたくなることはありませんか？

どうしてあの人は〇〇なんだろう・・・
自分だったらこうするのに・・・

もうその人を見ていられず、
つい怒鳴ってしまったり、
思いっきり距離を置いてしまったり・・・

しかしそうしたところで、頭の中からその人が離れず。
思い出すたびにイライラする等いうことを経験したことはありませんか？

もしこのような体験をされている方は、
自分自身の取り組むべき課題や、大切な思いを忘れてしまっているかもしれません。

なぜ・・・？
と思うかもしれませんが、まずは一度自分自身の心の奥を覗いてみることをお薦めします。

人は自分自身の心の中にあることを、よく他人の中に見ます。
これを心理学では投影と言います。

自分の中にあるけれど、見過ごされている思いや気持ちが強ければ強いほど、
他人に対して激しい感情が湧いてくるものです。

例えばある人が、わがままなことを言う人を見て、イライラするとします。
これは一見わがままをしている人に対してイライラしているようですが、
実はわがままが出来なかった自分を愁いているかもしれません。

また困っている人を見て、どうにか助けたい・何とかしてあげたいという気持ちになったとします。
しかしその人を助ければ助けるほど、自分が辛くなることがあります。
そんな時、本当は自分自身が人に甘えたかったり、世話をしてほしいのかもしれません。

このように人は、他人に自分の心の状態を見ることがあるのです。
他人を見ていて激しい感情が起こる時は、自分自身の心をもう一度振り返ってみてることをお薦めします。
そしてこう問いかけてみしょう。
『あの人のどんなところがそんなに気に障るの？』

そしてそこが明確になったら、
次にこう問いかけてみてください。

『本当はあの人が望んでいるようなことを、私も密かにしたいと思っていない？』

自分自身の思いに気づいたら、温かく認めてあげて。
同調してあげましょう。

例）・・・本当は私も甘えたかったんだよね～等

こうすることで、自分自身の心は癒されていきます。
自分の心が癒されると、他人に対してイライラしたり激しい感情が湧いてきたりしなくなっていきます。



人間関係の円満解決を目指す方は是非一度この方法を試してみてください。