前向きな生き方について

前向きな生き方について

今日は成功する前向きと・失敗する前向きについて書いてみたいと思います。

前向きに生きるということは素晴らしいことです。
しかし、前向きにさえ生きていれば良いのかというと、
必ずにもそうとは限らないこともあります。

では前向きに生きていてもうまくいかないこととは、どんなことなのでしょうか?

例えば・・・
●仕事を成功させようと集中しすぎて、家族を思う気持ちや、人を思いやる気持ちを
 疎かにしていたらどうなるでしょうか?

●家族のためだからと言って仕事に励みすぎ、本当に家族が必要としていることを
 見落としてしまっていたらどうなるでしょうか?

●資格取得や、自分の目標に集中しすぎて、家族や周囲の人に負担をかけ続けていたら
 どうなるでしょうか?

●子育てに張り切りすぎて、ご主人の話に興味を持つことや、感謝の気持ちを
 忘れてしまっていたらどうなるでしょうか?

これらの例は前向きではあるけれど、結果として物事がうまくいかなくなることの代表的なものです。
そしてこのような状況がさらに悪化すると、離婚・子供の不登校や引きこもり・改善の難しい様々な依存症・大病・リストラや解雇等、大きな問題として現れるようになってしまいます。

大きな悩みは、前だけ向いて自分が置かれている状況に気付かず無視をして突き進んだ結果として、現れてくることが多いものです。ですのでただ前向きに生きていれば良いというほど人生は甘くないのです。

私たちの体は、横も後ろも向ける機能を持ち合わせています。それは前だけではなく時には横や後ろを振り向くことが必要だからではないでしょうか。

大切なことは・・・
●時に立ち止り自分が今どこを歩いているのかに気付く
●見過ごしている大切なことはないか確かめる
●後ろを振り返り見落としや忘れ物はないか確かめる
●周囲が本当に必要としているものは何なのかに気付く
●自分の心は調和が取れているのか・周囲との調和はどうなのかしっかり見つめる

このように今この瞬間をじっくり感じて把握し、
その上で適切な判断をして行動することが大切です。

前向きに生きることは素晴らしいことです。
しかし前だけ向いていたら大切なものを見落としてしまうかもしれません。
前を向きながらも自分の足元や、今置かれている状況をしっかり把握して、
歩いていく時、本当の意味での前向きな生き方となるのではないでしょうか。

【まとめ】
成功する前向きは、足元(今)をしっかり見て前に歩く
失敗する前向きは、前だけ向いて歩く





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Posted by 「ほっ」とTime at 00:01│Comments(0)★心のコラム
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